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「お風呂に入って良かった」と感じてもらう

入浴後の急激な血圧変動を避けるため、掃除開始から冷房は切りました。灼熱!


お風呂キライ、苦手、めんどくさい…という高齢者はとても多いですよね。かく言う私もお風呂メンドクサイ派閥に属しております。

だってまず「全部脱ぐ」って大変。服が一瞬で引きちぎれて粉々になってしまえばそれほど大変じゃないんですがねぇ。あと全身洗うのもすごく大変。10秒息を止めてるから洗濯機のようなものの中でザブザブゴロゴロと丸洗いして欲しいと常々思ってます。

 

お風呂に入った事は忘れても「スッキリした、入って良かった」という感情は残る

母江さんはお風呂に入るまでが大変で、いざ入ってしまえば気持ち良いようでスムーズに進みます。そういう方多いんじゃないかしら。私もそうだし。

入浴後は達成感とさっぱりした!という感覚を大切にするため、極上タイムを用意するようにしてみました。

「冷やした果物」や「フルーツジュース」を飲んでもらいつつ保湿クリームを足に塗りながらマッサージするという「お姫様状態」を演出。これが次回のお風呂につながっています。

本人にとって入浴は基本面倒なので、入浴前はなだめてすかして、最終的に「お風呂上りの極上タイム」を告知するとやっと重い腰をあげてくれます。

「入浴」イコール「面倒」

は変わらない事ですが

「入浴」イコール「面倒」プラス「スッキリさっぱり」

になってくれたらなぁと思っています。

 

入浴に対する「意欲」を高める方法は人それぞれ

上記はあくまで母江さんの場合ですから、人によっては「食べ物で釣るなんて馬鹿にしてる」という気分になってしまうかもしれません。

拒否の理由を探り「面倒」なのか「身体的にキツイ」のか「恥ずかしい」のか「怖い(妄想や幻視)(転倒や発作)」のか、本人に合った対応を考えると良いかもしれません。

 

家族ならではの…

家族同士で入る入らないのやり取りはヒートアップすると「勝ち負け」に発展します。で、悔しくなるんですね。悔しくなっちゃったら「言う事きいてよ!」「うるせー言いなりになんてなるもんか!」となって本来の目的はどっか行っちゃいます。

介護する側は一呼吸置いて目的を明確に落ち着いて声かけすると、結果はどうあれ「悔しい!イライラ!」はお互いに防ぎやすいと思います(私がそうなので…)これも介護する人の心を守るテクニック。柔軟性を持って冷静にいきましょう。

 

無理なら次の機会に

入浴は保清(特に夏期)や感染予防、全身観察のチャンスでもありますからできれば入って欲しいですよね。でも、どうしても入浴する気分になってもらえない時はスパンとあきらめます。「お風呂に入らないから即死亡!」とはならないですし、無理やり入れたりしつこくし過ぎたりすると本人の中で「嫌な感情」が残ってしまい、以前にも増してお風呂が嫌いになる可能性もあります。何より本人の気持ちを考えれば無理やりは良くありません。

時間を置いて他の家族の方に頼んで促してもらうとあっさり入る場合もあります。

蒸しタオルで全身を拭いたり、足浴をするだけでも随分さっぱりしますから

「お、いいもんだな」

と感じてもらえるかもしれません。

とにかく無理はせず、気持ちよく入ってもらうのが一番ですね。

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